法務部・契約書チェックアウトソーシングと弁護士顧問契約の違い

法務部門アウトソーシング

当事務所が通常の顧問契約とは別に、法務部門や契約書のアウトソーシングに力を入れ始めて数年になります。

実際にやってみると、顧問契約とはかなりお客さまのユーザー体験が違うだろうな、と感じている部分がありますので、主にアウトソーシングを検討されている方向けに何が違うかについてまとめてみたいと思います。

【違い①】依頼内容に踏み込む深さ

最近あった事例ですが、契約書チェックのアウトソーシングを契約されているお客さまから、「この利用規約にこんな条項を追加したいです」とChatwork(チャットワーク)で依頼がありました(私に依頼する専用のチャットグループがあります)。

通常の顧問契約の場合、依頼内容に対応すれば終わり、ということがほとんどだろうと思います。

しかし、その利用規約は、おそらく弁護士が作ったものではなく、条項が全体的に読みにくい上、なぜかプライバシーポリシーの内容が利用規約に入っていたり、表記ゆれがたくさんありました。

そこで、私は依頼いただいた内容に加えて、数時間かけて利用規約をすべて手直しし、見やすく整理してお返ししたところ、大変感謝されました。

このような対応は、顧問契約ではまずやらないと思います。なぜなら、弁護士顧問は完全に「会社の外」の存在だからです。

しかし、契約書のアウトソーシングの場合、普通はチャットグループを作ってもらい、会社の中の人と直接いろんなやり取りをし(そしてそのやり取りは他の人もみているので)、完全に会社の外という感覚ではなく、半分くらい中の人という感じになります。

そうすると、やはり依頼内容への踏み込み方も変わってきて、「依頼はされていなくともこうした方がいいだろうな」と思ったことはできる関係性になります。これは1つ弁護士顧問とは大きく異なる点です。

【違い②】弁護士への相談のハードルの高さ

弁護士顧問の場合、多くの会社では特定の方が弁護士との窓口になって、その人が全部取りまとめてきちんと準備して弁護士に相談する、という感じになると思います。

しかしそうすると、弁護士にどうやって相談したらいいかというノウハウは会社内に蓄積されず、いつまでも弁護士は敷居が高いままになりがちです。

法務部門・契約書チェックアウトソーシングの場合だと、多くの場合はいろんな人がいるチャットグループに弁護士も入っていて、Toをつけるだけで相談できるので、他の人は弁護士にどんな感じで相談すればいいのか、そしてそれに弁護士がどんな返事をするのかを見ることができます。

通常の顧問契約の場合、弁護士に相談するというと、不祥事やトラブルなど会社の他の人には見せることはできないことを相談することが多いため、弁護士とのやり取りを他の従業員が見るということはまずないですが、契約書チェックアウトソーシングの場合だと、むしろやり取りを見るのが普通、という点が大きな違いです。

弁護士がいるチャットグループに入っているメンバーであれば、誰もが次第に弁護士に対する相談がしやすくなっていく、という点も、弁護士顧問とは大きな違いだと思います。

 

【違い③】相談内容のバリエーション

通常の顧問契約の場合、契約書チェックを依頼することもあるとは思いますが、大抵はある程度深刻なトラブルの方が多いと思います。つまり、相談内容は、それなりに深刻なトラブルとか契約書関係に限られます。

法務部門・契約書チェックアウトソーシングの場合、メインは契約書チェックが多いですが、それ以外にも深刻になる前の、日常業務の中で発生したトラブルの相談が結構あります。

たとえば、「お客さんが債務不履行を起こしそう」とか、「お客さんにこんなクレームを言われてるけれどもどうしたらいいか」といった相談です。

こういったトラブルは、具体的にまだ損害が発生していないため、顧問契約を締結している弁護士に相談するということはまずなかったと思います。これは、弁護士がチャットグループに常駐していて日常的にやり取りしているからこそできるようになる相談だと感じています。

ちなみに、弁護士的にはこういった相談も、おおごとになる前に相談してもらった方が対応が楽なので、大歓迎です。

また、他にも人事制度の改定について意見を求められたりとか、上場準備をしている会社であれば証券会社の対応をするということもあり、これらも通常の弁護士顧問ですとあまり相談されない類型です。

最近、「法務を担当していた人が退職してしまって代わりが見つからない」という会社さんからよくご相談をいただきます。

法務部員はなかなか採用できないのと、法務部員を1人雇うほどではないということもあるので、ぜひ法務部門・契約書チェックアウトソーシングをご利用いただければと思います。

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